
とある高級車のバッテリージャンプは非常に難易度が高く、一通りバッテリージャンプ作業を習得したとはいえ新人の私がすぐに行えるようなものではなく、B先輩と共に現場に行くことに。その現場ではお客様からお礼を言われお茶まで頂き、それだけでも有難い気持ちでいっぱいでしたが、その後本部から追加でバッテリージャンプ作業の指示が入りました。
現場は都心のとある繁華街。実は私はその現場地点を中心に配達員を長くやっていました。雨の日も雪の日も40度近い日も、毎日その街にいました。どこに何のお店があって、お店が何時に閉店するのかも知り尽くしているレベルの場所です。
「この辺は僕にとって庭なので、混んでると思いますけど抜け道使うのでついてきてください!」先輩に向かって偉そうに鼻息を荒くしつつ現場に急行し、見慣れた愛する街でバッテリージャンプ作業を行いました。
作業自体は難なく終わり、その前の高級車BJ作業を含めてB先輩からフィードバックや補足事項を伝えられ、私はB先輩と一旦離れることに。
「このまままっすぐ行けば〇〇通りなので、ではまた後で!」相変わらず偉そうにB先輩に道案内をして一人ガソリンスタンドに向かいながら、デリバリー配達員としてではなく助人の隊員としてあの街に溶け込んだことが個人的にとても感慨深く、"エモい"気持ちになりました。
