
「ニンニクマシマシアブラヤサイ」呪文みたいとも揶揄される独特のコールでもお馴染みの二郎系ラーメン。個人的にお気に入りなのは目黒二郎ですがお店に行くと必ずと言っていいほど並びます。
金を払って何故わざわざ並んで待たなきゃダメなんだ、と並ぶことが出来ない偏屈でせっかちな私は毎回行列を確認して踵を返し、他の並ばないお店に行ってしまいます。とは言っても食べたいものは食べたい。そこで閃きました。「自分で作ればええやん」と。
実は不肖X隊員、元ラーメン屋の店長です。明け方に寸胴にスープを仕込み始め、来る日も来る日も掻き混ぜ続けていた時期があります。例のパンデミックが無ければ今でも寸胴を掻き混ぜていたかもしれません。
という訳で勘を頼りにスープの材料となる豚骨、調味料や簡単に作れるように圧力鍋を買ったり、ネットに存在する「家二郎界隈」の知恵を拝借したりして作ってみました、家二郎。
いざ実食。美味い。これでも私が嫌いな行列を作ってしまうような罪なラーメンを作ってきた人間が作るラーメンです。自画自賛ですが不味いわけがない。
とは言え、これを言ってしまうと身も蓋もない話ですが実は二郎系ラーメンは不味く作る方が難しかったりします。醤油や塩ラーメンの方が味の繊細さが美味さに直結する分作るのが難しいです。
麺量500gの二郎系ラーメンを食べた後に訪れるのは圧倒的虚無感。「え、今からこれ全部洗わなあかんの?」となかなか落ちない油汚れやスープの臭いに四苦八苦しながら後片付けをしていたら結局お腹が空き始めるという、、、。
何でもやってみないと分からないものです。あのクオリティを1000円で食べれるのであれば並ぶのも致し方なしと痛感した一日でした。
心変わりした私は目黒二郎の行列に並ぶのかと思いきや「汁なし二郎はそこまでめんどくないな。よし作ろ」と夜な夜な家で汁なし二郎を作り続けています。。。
