東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by Y隊員

2008.7.31(木)晴れ
お客様の目線

世田谷の高島屋玉川店にてイプサムの開錠依頼。

以前、高島屋玉川店さんに救援でお伺いした時は
お子さんも閉じ込められている子供インロック。
その時は救急車や消防車のように最優先で誘導されてすぐに該当車まで辿り着けた。

picture今回は普通のインロック。
さすがに前回のようには無理だよなと思いつつ入り口の係員の方に声をかける。
すると、無線で数回応答すると前回のような最優先誘導が始まった。
そしてすぐに車まで到着し無事任務完了。

う〜ん。
今回の玉川店といい新宿タイムズスクエアーといい
高島屋さんはしっかりとしたトラブルシューティングがなされている。
対応する我々も楽なのだが何よりもお客様である御依頼主がすごく喜んでいる。

しっかりとしたお客様目線。
見習わなければいけませんね。



by A隊員

2008.7.30(水)晴れ
腹が減っては戦が・・

勝手に集中ロックしたというミニワン。
開錠後、同じように誤作動するか試すことになった。

カギを運転席の上に置いてドアを閉める・・・数分たっても何も起こらず・・
助手席やダッシュボード、色んな場所を試しても結局何も起こらなかった。

そのうちお腹がグーグー鳴り出すA隊員。
実は昼食を抜いてしまい、立っているだけで精一杯の状態であった。
picture「おかしいなぁ・・何で集中ロックがかかったのかな・・」とお客さん。
それは質問のようにも聞こえるし、独り言のようにも聞こえた。

とりあえず眺めることしか出来なかった。

開錠してから15分、「もう少し試してもいいですか?」とお客さん。
とっさに口がパクパクするA隊員。

驚いたことに力を入れないと声が出ないほど弱っている。
この季節は昼食抜いただけでも命取りになるかも・・

眺めている間、真剣に考えた。



by H隊員

2008.7.29(火)晴れ
選択

板橋区よりホンダ・オデッセイの解錠依頼。
その際にお客さんと交わした会話

 お客さん「どうやって開けるの?」
 H隊員 「鍵穴から解錠いたします」
 お客さん「へ〜、最近はそうやって開けるんだ」
 H隊員 「ええ、僕等は殆どこれで開けてます」
 お客さん「昔とは随分違うんだね〜」
 H隊員 「ええ、どんどんセキュリティーが向上していますので」
 お客さん「そのやり方ってあれだよね… 」
 H隊員 「         」
 お客さん「 キー○ング 」
 H隊員 「    !    」

〜これは訂正した方がいいのだろうか? しない方がいいのだろうか?〜
瞬時に僕の中の人が状況を踏まえいくつかの案を上げる

  案1 : 訂正をする
picture  案2 : 聞き直して見る
  案3 : 否定も肯定もしない
  案4 : 取りあえず話を続け頃合いを見計らいピッキングと言ってみる

案4を選択   一瞬間をおいて、
     「最近のお車はこれじゃないと開かないんです」
するとお客さんはガハハハっと大声で笑い、
     「お兄さん、そこは♫パリっと仕上がる○ーピング♬って言わないと〜w」
と言ってど〜んと僕の肩を叩いた。
 H隊員 「エエーっ!そこ突っ込むんですか!?」
 お客さん「そりゃそうだよ、おやぢギャグだもの」

ってお客様、初対面でいきなりその突っ込みは無理だと思うのです。



by J隊員

2008.7.28(月)曇り
幸運の副産物

スズキ バーグマン250でちょっと変わった救援依頼
シートロック解除用の鍵穴を回してもシートが開かないそうな、
こんな症状の場合、原因が荷物の詰め過ぎだったら簡単に解決できるのだが・・・

現着して早速点検を開始するとシート下に入れてあるものは財布とケータイのみ
荷物が原因では無いので故障によるものと判明する。
おそらくキーシリンダーの裏側とシートのロック部分を繋いでいるワイヤーが切れたか外れてしまったのだろう。

こうなるとバイク屋さんで上手に壊してもらって開けるしかないんですが、
「何とか壊さないで・・・」と訴えるお客さんがどうにも可哀想で
「おそらく無理」である事を説明しつつ少しだけ開錠を試みてみる事に。

・・・ちょっとだけのつもりがムキになって30分が経過
手探りでのロック部分へのアクセスは全く手応えが無い
そろそろ作業を終えないとバイク屋さんの営業時間も終ってしまう。

picture

あきらめて最後に何気なくシートを持ち上げてみる・・・
!?・・・スッと持ち上がり、静かに開き始めるシート
いつの間にかロックが解除されているではないか!!
どのタイミングで開いたのか判らないものの、
とりあえず良かった〜と額の汗を拭う。

「さすがです!!またの時はよろしくお願いします」
助人の名刺を握り締めて大喜びのお客さん。

(えっ、またの時!?・・・)・・・幸運も時には複雑なものである



by Y隊員

2008.7.28(日)曇りのち雨
陽炎な会心

スーパーの屋上駐車場にてアウディQ7の開錠依頼。
屋上に上がり車を発見。御依頼主に連絡する。

しかし暑い!コンクリートに照りかされた熱が容赦なく攻撃してくる。
何もしてないのに汗が噴出してきた頃、後依頼主が登場。

picture御依頼主はベビーカーを押したママさん。すぐに開錠できるとは思ったのだが、
そんな状況のなので冷房の効いたエレベーターホールでお待ち頂く。

1分かからずにシリンダーが回る。納得の会心開錠。
すかさずエレベーターホールのママさんの元に行くが全然見当たらない。

下の売り場とか探しに行きたかったのだがドアが開いたままじゃ・・
車の隣で待つ事数分。「もう開いたんですね、早〜い!」とママさん登場。

本来ならもっと感動させる事が出来たのに・・
という思いもあったのだが御依頼主が喜ぶ顔が見れたのですべて良しとしよう。



by A隊員

2008.7.26(土)晴れ
1分間のキセキ

日本橋にてジャガーSタイプを1分開錠。
今週3台目のアブロイキー、最速タイムに「ヨッシャ!」と気持ちがこぼれた。

難なく開錠していくシーンの中で、ふと立ち止まるときがある。
今では当たり前のように開錠しているけれど、昔は大きな壁であった。

ジャガーに遭遇したら逃げればいい。
picture確率も少ないし、そのうち誰かが解明してくれるだろう・・
恥ずかしいことだけれど、普通にそう思っていた。

逃げ癖のあるA隊員。
面倒なことは後回しで大半を生きてきた。
あの時逃げなかったのはキセキとしか言いようがない。

そもそも願望や理想というのは、オッカナイ姿に似ているのかもしれない。
叶う以前に、勝手に怯えて逃げ出していたのではなかろうか・・

全てが中途半端な頃に戻れるとしたら
「想像でびびるな」と叱ってやりたい。



by H隊員

2008.7.25(金)晴れ
焼けるボディー

昼下がり、とあるコンビニ駐車場からフォード・マスタングコブラの解錠依頼。
照り付ける日差しがより強くなった中、現場へ向かう。

遮蔽物の無い駐車場に止まっているコブラの天井からは陽炎が出ていた。
やはり黒は熱吸収率が良いのでしょうか?隣にある白い車より陽炎の揺らめきが大きい。
バイクに付いている外気温計は38℃を指している。
路面温度はもっと高いに違いない。
バイクを降りヘルメットを取ると途端に滝の様な汗が噴き出した。
まだ身体が暑さに慣れ切っていないのかな?
必要以上に汗が出ている様な気が…?
汗で携帯が壊れないか心配しながらお客さんに連絡。

暫くすると3歳位の子供を連れたお客さんが到着。
早速、運転席ドアの前にしゃがみ工具を取り出す。
それをセットしようとドアに触ると「じゅっ!」って音がしそうなくらい熱かった。
なんだかとっても熱いんですけど。
解錠する時のピッキングはギターを弾く時のピッキングに似て、
少しボディーに触れた方がピックとテンションを繊細に扱える。
特に外車の場合、
オルタネイトテンションとサーキュラーピッキングが肝となるので、
少しボディーに触れる事が僕個人としては重要なのです。

我慢しようかと思ったのですが、あちっあぢって変な動きも何なので、
着ていた長袖Tシャツの袖を引っ張ってそれで手をカバーしてみた。
pictureこれがとっても良い塩梅。
おかげで時間もかからず解錠する事が出来た。

走り去るお客さんを見送った後ふと気付く。
汗が止まっている。
こいつはイカン!とコンビニで水を買いグビグビと一気飲み。
ほっと一息して間もなく、また大量の汗が噴き出した。
元来水捌けの良い体質なのは知っていましたが、
まるでスポンジのような自分に少し笑ってしまったのでした。



by J隊員

2008.7.24(木)晴れ
VS夏

梅雨が明けてから連日の猛暑
その暑さは時に路上で気を失いそうになるほど。

むし暑い夜にボルボ 240GLのインロック救援へ
現場駐車場にてお客さんに連絡し、暫し待つ
それにしても蒸暑い、
駐車場の風通しの悪さもあってまるでサウナのよう
書類を作成しているだけで汗が噴き出してくる。

一通り準備も終わったところにお客さんが登場
「待たせちゃってスイマセンね、シャワー浴びてて」
picture見ると頭にタオルが巻かれている・・・

それを見た瞬間、速攻で作業に取り掛かる
風呂上りにまたすぐに汗掻いたんじゃあ可哀想ですもんね!

1分程で開錠を終え、自信満々で振り返る、
と・・・・あれ?
そこにはすでに汗だくになったお客さんの姿が・・・

夏の暑さには勝てないって事なんですかね・・・
もしかすると10秒位で開けてれば思惑通りに行ったのかも!?



by Y隊員

2008.7.23(水)晴れ
闇の苦労

深夜と言うか、もう数時間で朝日が昇る頃
江東区のとある路上で10トントラックの開錠依頼。

トラックを発見し御依頼主に連絡。
数分後、お風呂グッズをぶら下げた運転手さんが現れた。

picture荷積みまでの空き時間を利用してシャワーを浴びようとしたところインロック。
「早く来てくれて助かったよ。おかげで少し寝れるよ」

サインを頂きその場を離れ、現場付近を観察する。
御依頼主のようなトラックがぎっしり路駐している。
きっとどのトラックも運転手さんが中で仮眠しているのだろう。

燃料の高騰でかなり厳しいと聞く運送業界。
しわ寄せはほぼドライバーに直撃していると知人のトラック運転手が言っていた。

でもその運送がなくなると我々の生活は成り立たなくなる。
運転手さんたちの見えない苦労を目の当たりにし、
頭が下がる思いをしながら現場を後にした。



by A隊員

2008.7.22(火)晴れ
夏のやりがい

日本橋でBMW525iがインロックしたとの知らせ。
お客さんの都合上、これから30分以内に開錠してほしいとの事。

問い合わせの段階だったけれど、迷わず出発。
吹き荒れる熱風も何のその、全ての工程をシミュレーションしながら向かった。

日本橋まで10分・・
事前・事後確認&書類作成に5分・・
picture開錠作業に1分・・
合計16分とすると、高鳴る鼓動も落ち着く感じがした。

現場の525iは、地面からの炎のような揺らめきに照らされていた。
カギはトランクの中、2度手間にならないよう直接トランクに狙いを定める。
ピッキングは閃光一線、秒針が一周する間に開錠した。

鳴り響く警報を解除していると、本日3本目のチップを頂くA隊員。
タイムリミット10分前という喜びをお客さんとともに分かち合った。

真夏は大変なことが多いけれど、その分評価もされやすい。
そんな熱い季節が大好きだ。



by H隊員

2008.7.21(祝月)晴れ
未遂の痕跡

北区よりVW・newビートルの解錠依頼。
修理で訪れた自動車修理工場でインロックしてしまったとの事。

現着後、右ドアの鍵穴を見てみるとシャッターが僅かに変形している。
中を覗くと激しい違和感。
本来あるべきモノがへし折られガランとした佇まいになっている。
脳裏に浮かんだのは【車上ねらい】
直ぐお客さんに報告し確認を取るが荒らされた事は無く、
今日までドアの開閉に問題は無かったとの事。
では最近メカニカルキーを使いましたか?と質問してみると、
最近に限らずリモコン以外を使った記憶が無いとの事。
確かに、リモコンがあるのに鍵を使う場面はあまり考えられない。
あるとしたら、バッテリーの完全放電かリモコンの電池切れ、
またはリモコンの故障くらいでしょう。
幸いにも未遂だったので今日まで気付かなかったのかもしれません。

御自宅はシャッター付き車庫らしいので可能性があるのは出先。
破壊された断面に付着する汚れから随分前の犯行と推測します。
心当たりを思い出すお客さんでしたが「以前」「出先」だけでは見当が付かない。
ただ、悪意を持った何者かが車に危害を加えた事に間違いはない。
考え込むお客さん。
その間に左ドアの解錠を済ませる。
鍵を取り出し、右ドア錠を確認をして頂いたがやはり回らない。
picture予定外の修理が増えた事に嘆くお客さん。
ですが錠を壊されていたとなれば心中穏やかな筈もなく、
追加で錠の修理もお願いしていました。

警視庁のHPで車上ねらいの発生件数を見てみると、
昨年同期比より若干減ってはいます。
ですが、減ったとは言え5月末迄で3503件発生しています。
他に、自動車盗が323件
オートバイ盗は2763件です。
大切な自動車・オートバイを守る為には、
セキュリティー装置の追加は必須かもしれません。



by J隊員

2008.7.20(日)晴れ
ハマリのツケはボコボコの夏

原付バイクのメットイン開錠でボコボコに・・・

自然に囲まれた現場に着いた瞬間、脳裏に走るいや〜な予感
「すぐに終わらせれば・・・」
そう思うもシートに荷物を挟み込んでいるのが気になるところ。

・・・5分経過
挟まっている荷物のせいでロックがガッチリ固まっている。
さあて一体どうしたものか?・・・ん?見つかったかも!?

・・・10分経過
なんとか行けそうだ、今すぐ開ければまだ間に合うかも?
・・・ここでお客さん、堪らずに現場から避難

・・・15分経過
picture完全に発見された模様・・・もう、やりたい放題・・・
もう少し・・・もう少しで開きそう・・・

結局20分ほどで開錠、
挟まっていた荷物がやっぱり曲者でしたね
もうロックが固いのなんの・・・

そんな訳で夏用の装備を緊急追加です。
なんせもう・・・顔から腕からボッコボコですから・・・



by Y隊員

2008.7.19(土)晴れ
深い〜普通

練馬区にてWiLL Viの開錠依頼。
言わずと知れたトヨタが作ったWiLLブランドの車。
かぼちゃの馬車をイメージしたデザインは独創的で個人的にちょっと気になってた車。

某量販店の駐車場に停まっている白いWiLLを発見。
特徴的なデザインの為、遠くから発見できた。

picture即開錠した後、依頼主にWiLLについてお話を伺う。
御依頼主は笑顔でこう答えてくれた「普通ですよ〜」

デザインの為に犠牲になった後部座席やトランクが使いづらいとか
かわいいデザインなんで女性にうけるとかを聞きたかったのだが
笑顔で「普通」との返答。

きっと特徴的なデザインもちょっとした使いづらさも
すべて包容されて「普通」と話されたのだろう。

そう考えると「普通」ってけっこう深い言葉なのかもしれない。



by A隊員

2008.7.18(金)晴れ時々雨
懐かしい響き

浦安市にてカマロRSの開錠作業。
現着早々「トライアウトキーNO×××で」とお客さん。

実のところ何度かインロックされている様子で、キーNOを控えているとの事。
助人で4人目の1本目開錠〜!・・ってこのパターンはダメか。

少しずつカスタムしていると言うお客さん。
pictureなんと車を含めてヤフオクで購入しているという。
「最近はこれ・・4本2万円です」おもむろにリヤ周りを指差した。
アメリカのスーパートラップ社製のマフラーだ。

A隊員も10代の頃、スパトラ欲しさにバイトに夢中になったっけ・・
昔はネットオークションなんか無かったから、雑誌の売買コーナーだ。
そう「売ります買います」って・・何だか響きが懐かしすぎる・・

さすがに社外マフラーは厳禁の助人サービス。
深夜の住宅街にも出張する以上、みんな静かに走行している。

まるで過去の償いでもするかのように・・



by H隊員

2008.7.17(木)晴れ
二度あることは三度ある?

夜、荒川区からGMCサファリの解錠依頼。

指定された駐車場に到着しお客さんと合流。
事前確認をし作業に入ろうかと言うところでお客さんの携帯が鳴る。
聞こえてくるお客さんの声は幾分語気が荒い。
何やら揉めている様な雰囲気。
こう言う時は邪魔をしてはいけない。
お客さんの視界から外れひっそりと待つ。
暫くすると気にされたお客さんから、
作業を始めて下さいとのジェスチャーを頂いたので車輌まで移動した。

さて、今回のサファリにはピッキング不可な錠が付いていた。
と言う事で解錠手段はトライアウトを選択。
大量の鍵束から最初の一束を取り出して一本目を挿す。
そして回転方向に力を加える。
クルリ
え! 回ってしまった。
1本目で開くなんて予期していなかっただけに理解不能な動揺に包まれる。
何度もクルクル回しながら軽く混乱。
そして何故だか分からないが2本目を挿してみた。
クルリ
ぬぉっ! 二本目でも開いてしまわれますか。
もしかしてこれは錠が壊れてるのかもしれない。
急激に冷静さを取り戻し三本目を試してみると…
picture流石に回りませんでした。

で、一本目と二本目をまじまじと眺め仮説を立ててみる。
それを裏付ける為、二本とも他の扉で試すと1本目しか回らない。
この原因は錠の摩耗かと思われます。
近い将来壊れて開かなくなるかもしれないので、
修理する事をお客さんには推奨させて頂きました。

トライアウトは確率論を持ち出さなければならない部分があるので、
一本目で回った時には驚き過ぎて理解を超えました。



by J隊員

2008.7.16(水)晴れ
ど忘れ危険

近ごろ増えつつあるバイク用コインパーキング
これはバイク乗りにとって嬉しい限り、
なんせ駐輪場もないままの駐車違反取締りの強化で
違反キップの嵐が世間のライダー達に吹き荒れてましたからね。

そんなパーキング内にてホンダ フォルツァのバッテリー救援
作業するにはかなりスペース的にキツイので
バイクをパーキングから出しての作業となる。
もう少し広ければ良いのでしょうが
picture料金も格安なのでその辺は文句言えませんね。

さて、このバイク用パーキング、
パーキングロックの方法がチェーンによるものが多い。
チェーンを車体に通してロックすると時間のカウントが始まり
清算を済ませるとチェーンが外せるようになる。

さらに清算時に暗証番号が必要なのもバイク用ならでは
最初に登録しておいた番号を入力しないと清算することが出来ません。
これは防犯対策の為なのでしょう、よく出来てます。

が、その暗証番号を忘れると大変な事に・・・
幸い今回のお客さんはギリギリのところで想い出してくれましたが・・・(汗)



by Y隊員

2008.7.15(火)晴れ
連鎖する違和感

早朝、首都高永福パーキングエリアにてタクシーのインロック救援。
仮眠から飛び起き、即効で高井戸から首都高に乗る。
日中とは違いさすがにこの時間は少し肌寒い。
そんな涼しい風がお腹に直撃し下腹部に違和感を感じ出してきた。

パーキングに到着し取り合えず用を済まそうとすると
「こっちでーす」と駆け寄ってくる運転手さん。バイクを隠して停めたのになぜ分ったの?
取り合えずまだ少し我慢できそうだったので先に作業をする事に。

picture即効で開けようと鍵穴を覗くと、??なんでこの車にこの鍵がついてるの?
しかし変に思うと同時に便意が・・腹から伝わる痺れを我慢しながら1分ほどで開錠。

サインを頂くとき運転手さんから「お兄さん前も開けてくれたよね。」
すべてを思い出した。1年程前に神宮前で対応した方。その時もおかしな鍵だと思った。
久々の再会に話が弾みそうだったのだが、お尻の方から緊急信号が伝わってきた。
脂汗をかきながらぎこちない笑顔でお別れ。

きっと運転手さん、前に対応した時とイメージが違い不思議だったろうな。
と用をたしながら思い、スッキリすると同時に落ち込んだ。



by A隊員

2008.7.14(月)曇り
無傷で行こう

日本橋にてアウディA6がインロックしたとの知らせ。
現着早々「多少傷が付いても大丈夫ですから」とお客さん。

開錠作業で傷が付く・・・
というか傷付くことが前提になっている・・

無傷開錠をモットーとしている助人サービス。
pictureピッキングにこだわるのはこの一点に尽きる。
「今まで傷付けられた事があるんですか?」とA隊員。
「いやいや・・紹介先からそう言われたもんですから」とお客さん。

―なんと!この助人サービスが傷を付けるということか!!―
カッと見開いた瞬間、全身に電気が走った。

ピッキングは閃光一線、秒針が一周する間に開錠。

「お見事!さすがプロ!!」とお客さん。
あまりにキレの良いお言葉で、熱くなった心に清々しい風が吹いた。

何があっても傷は付けない・・
まるで呪文のように唱えながら現場を後にした。



by H隊員

2008.7.13(日)晴れ
窓が開いていると

キャデラック・フリートウッドの解錠依頼。

現着すると、黒いツナギ服の上を脱いで袖を腰で縛り、
真っ白なTシャツを着た二十歳くらいの女性が待っていた。
出で立ちから業者さんかな?と思ったので聞いてみるとそうでは無く、
車の整備する時は何時もツナギ服を着ているとの事。
そして、自分で出来る整備は極力自分でするらしい。
古い車に乗りコンディションを維持するには、
ある程度自分で車輌の状態を把握する必要があるのでと言われた。
「な〜んて言いながらも、まんま受け売りなんですけどね〜」と笑う姿を見ていると、
この車が本当に好きなんだな〜と言うのが伝わりました。

話が一段落したところで事前確認をし作業の説明。
現行以前のキャデラックにはピッキング出来ない錠が付いているので、
トライアウトによる解錠方法の説明をする。
そして最初の1本目を挿す。
とここで助手席の窓が2cm程開いている事に気付いた。
お客さんに窓が開いてる旨を伝えると何時も開けているとの事。
何故開けているのですか?とお聞きすると、
車内の熱でシートレザーが痛むのでは無いか?との心配から開けているらしい。
セキュリティー上窓が開いているのは危険だと説明するも、
手が入る訳でもないので大丈夫と言われる。
いえいえ全く大丈夫くないですとお伝えするもピンとこないらしい。
pictureと言う事で解錠方法を変更し危険をご理解頂く事に。
敢てありふれたモノを使い一瞬でロックを解除した。

呆然とするお客さん、かなりのショックを受けたようです。
ですが、やはりシートの痛みが気になるらしく窓を開けておきたいらしい。
これ以上はお客さん自身の判断に委ねるしかありません。
ですが、危ないと言う事を少しでも分かって頂けたらとの思いで、
「夜一人で車に乗り込んだ時、後ろに暴漢が潜んでいたら?」と聞いてみた。
ハッ!となり考え込むお客さん。
ちょっと怖がらせ過ぎるような事を言ってしまったかもしれませんが、
最近あちらこちらで起こる事件を踏まえると強ち大袈裟では無いと思うのです。



by J隊員

2008.7.12(土)晴れ
二次災難

ニュービートルのインロック救援
お客さんは電話も閉じ込んでしまっており、時間を決めての待ち合わせ。

予定より10分ほど早く救援車両まで到着
まだお客さんの姿は無い・・・が、代わりに不吉な人影が!

クルマの周りには二人の婦警さん、
駐車違反のキップを今にも切られそうな雰囲気に
急いで状況を説明するもなかなか分かって貰えない

そんな問答を続けているとお客さんが到着、
婦警さんの方をお願いして開錠に取り掛かる。

急いで開錠を終えるともう婦警さんの姿は無い。
pictureあんなに頑なだったのにもう話が付いたのだろうか?

「これを見せたらね、もういいってさ」
不思議そうなJ隊員にお客さんが笑いながら一枚の紙を差し出す。
それは・・・「駐車違反」と書かれたステッカー!?

なんでもインロックしてすぐ、公衆電話を探しに行き
帰って来たらもうステッカーが貼ってあったそうな、、、

・・・なんともまあ、世知辛い世の中です。



by Y隊員

2008.7.11(金)晴れ
バリバリの50代

ジャガーXKのバッテリー上がり救援。
某公園の隣にある閑静な住宅街にある御依頼主宅前に到着。
XKは何処かな?とガレージの中を見回しながら連絡しようとすると
奥の方から御依頼主が登場。「この車。宜しくね」

ん!? このクラッシクカーがXK??
先ほどガレージを見回した時に普通にスルーしてしまっていた。
現行のXKを想像していたので・・・

pictureこのクラッシクカーの車名はジャガーXK150。50年程前に製造されていたとの事。
バッテリーの位置はなんとフロントのタイヤハウスの中の扉の中。
このあいだ塗装したばかり・・と聞いていたので慎重にブースターを繋ぎ無事に始動。

変な異音も無くスムーズに回るエンジン。
エンジンルームも見せて頂いたのだが手入れが行き届いていて本当にきれいだ。
御依頼主のこの車に対する愛がものすごく感じられた。

ちなみにこの車が市販車で初めてディスクブレーキを付けたそうです。
いや〜色々な意味で勉強になりました〜。恐れ入ります。



by A隊員

2008.7.10(木)曇り
みんな闘っている

東京ドームでグランビアがインロックしたとの知らせ。
駐車場入口付近では係員さんとお客さんがもめていた。

係員さん「一般の方は入れないんですね・・」
お客さん「何べん言わせんだよ!関係者だっつーの!!」
60歳は越えていそうな係員さん、強持てのお客さんにタジタジといった感じ。
すったもんだした結果、入口横に駐輪許可を頂いて地下駐車場へ向かった。

お客さんはボクシングジムの方、後輩の試合を応援しにきたとの事。
picture「あんなに練習してきたのに・・本番では硬くなっちゃってさぁ」と苦笑い。
どうやら成績は思わしくない様子。

グランビアは一瞬で開錠。
「すげぇなぁ。今日のイライラが全部すっ飛びました」とお客さん。
別れ際、後輩の方々と深々お辞儀している姿が印象的であった。

駐輪スペースへ戻ると、ドヤされていた係員さんが一言。
「さっきはごめんなさいね・・まだ入ったばかりで分からない事が多くてね・・」

皆それぞれの環境で必死に闘っている。
そんな情景を東京ドームがやさしく包んでいるように見えた。



by H隊員

2008.7.9(水)晴れ
グリスアップ

梅雨の中休みが続いた先週、
picture毎年恒例になりつつあるスイングアーム回りのグリスアップを行いました。
去年はファイアーストームで今年はVFRの番。
と言う事で早速プロアームをバラしてみました。

外せるものを全て外しプロアームを引っこ抜いて点検。
グリスが水と混ざり乳化しかかっているのが一ヶ所あったけど、
それ以外はグリス切れも無くベアリング類は特に問題無し。
製造から10年経ってますのでシールのゴムがくたびれるのも仕方ありません。
で、見つけてしまった以上シール交換は必須、と言うかその為の点検。
これを放置すると後々厄介な事になりますので、
一連のシール類を注文し後日全て交換です。

一通り点検が終わった所で古いグリスを拭い去り、
新しいグリスを付けてニードルベアリングを揉む。
揉んでいるうちに古いグリスが出てくるのでそれを丁寧に拭き取る。
その作業を何度も繰り返し汚れたグリスが出て来なくなるまで続けます。
グリグリ、グリグリと各ベアリングを揉む。
すると間違いなくやり過ぎて指が痛くなってしまうのです。
適当な所で妥協すれば良いのでしょうがムキになってやってしまうのが良くない。
人差し指が痛くなったら中指で、中指が痛くなったら薬指で…(ry
納得するまでやり続けると終いには両手の指全部が痛くなる事に。
それはさて置きグリスアップが完了したら、
サービスマニュアル片手にトルクレンチで規定トルクに組み上げます。

高速回転する事が無いスイングアーム回りのグリス切れは気付き難い部分。
知らず知らずのうちに錆びていたりします。
頻繁なグリスアップの必要が無い所だけに、
気が付くと酷い状態になっている事が少なくありません。
製造から随分と年数が経っていたり、距離を走ったオートバイで、
過去にスイングアームの分解点検をした事が無いのでしたら、
一度バイク屋さんに相談してみるのも一考かと思います。



by J隊員

2008.7.8(火)曇り時々雨
ショックな原因

始動不能のレガシィの救援へ
点検したところバッテリーは満タンなのに全く電装が立上がらない。

朝の豪雨で配線がショートしたのかも?
と、ヒューズをチェックするも問題ナシ。
・・・これは一体どうしたものか?

しばらく悩んだ後、ある事に気が付いて無事に解決する
・・・原因はバッテリー端子の導通不良でした。
緩みは無いのでスルーしていたのだけれど
汚れなどの付着で接触不良を起こしてました。

picture

最初から測定しておけばもっと早く解決できたのに・・・
落ち込みながらお客さんに原因を説明する。

と、どうやらお客さんの方がもっとショックだったご様子
それもその筈、聞くとお客さんは電気屋さんだそうな、
「悪いね〜本業がこんな事で呼んじゃって」
接触不良が原因と分かってとても申し訳なさそうだ。

原因はたかが接触不良、
しかしお客さんとJ隊員をを落ち込ませるには
これ以上ない原因の様な気がする。



by Y隊員

2008.7.7(月)曇り
ラブ&ピース&芋

練馬区関町北にてスズキ キャリーのバッテリー上がり。
奇抜なカラーのキャリーを発見。荷台にはなぜか木彫りの彫刻が飾り付けられている。

「たまには仕事でもするかな〜と思ったらエンジンがかからなかったよ〜」
と奇抜な台詞とともに現れた御依頼主。服装もちょっと奇抜。
しかしそんな服装も不思議と違和感が全くない。

picture御依頼主の本業は焼いも屋さん。
本来は荷台に金色の焼き釜(!?)を積んで焼いもを販売しているのだが、
オフシーズンの今は焼き釜を外し廃品回収業をしているとの事。

「好きな事をやって生きていくのが体に一番いいんだよ」と話す御依頼主。
全く初めて出会ったのだがなぜか前から知っていたような不思議な感覚。
ここ最近考えていなかった事を思い出すような目が覚めるような気分。
気が付いたら1時間も話し込んでしまっていた・・

善福寺川公園でお店を出してたりするとの事なので
シーズンになったら子供を連れて焼いもを買いに行こうと思います。



by A隊員

2008.7.6(日)晴れ
レクサスへのイメージ

ベンツやBMWに乗ると言うとイメージ出来るけれど
トヨタやニッサンに乗るというとピンとこない。

クラウンやスカイラインは馴染みがあるけれど
Eクラスや5シリーズではピンとこない。

一般的には外車の場合メーカー名で呼ばれる事が多い。
picture国産車との違いは車種の差。
とりわけ国産メーカーのラインナップは多い。
同じエンジンでも、車体の大きさや顔を変えてたくさんの種類を販売する。
新しい変化に対応していくような、そんなイメージがある。

対して外車の場合、ラインナップは少ないけれど車名は長年継承されていく。
伝統を守り続けるようなイメージがある。

そんな個人的思いにふける中、レクサスLS460の開錠作業。
レクサスはトヨタが世界へ向けて展開している高級車ブランドだ。
思えばISとかLSとか、あんまり言わないなぁ・・
とボンヤリ考えていると開錠。

やっぱり外車なんだと思った。



by H隊員

2008.7.5(土)晴れ
カオス

深夜、さいたま市大宮区よりエスティマの解錠依頼。
首都高速埼玉大宮線に乗り現場に向かう。
指示のあった場所は大宮駅東側だったので新都心西出口で高速を降りた。

時間も時間だけに車も少ない、まして歩く人も殆どいない。
ところが駅のすぐ横を通る道に入ると風景が一転した。
片側一車線の対面交通の両脇にはタクシーがズラリ。
歩道は行きかう人で賑わっている。
そして車道は渋滞。
現場まで後僅かなのは分かっているけど一向に進む気配は無し。

やっとこ渋滞から抜けたと思ったその直後に、
駐車していたタクシーが突然動き僕の前のタクシーに接触、
ガンッ!と鈍い音がした。
「またここから渋滞か?」そう頭を過ったところで意外な展開に。
横から出てきたタクシーの人は窓から手を出し「プッ」っとクラクションを鳴らす。
そしてぶつけられたタクシーは何故か止まらずスルー。
「あれ?」どうなっているんだろうと疑問符が浮かぶが、
ぶつけたと思しきタクシーを通り過ぎて納得。
前車に接触したと僕が勘違いしただけで、実は電柱にぶつかっていたようです。
そんな事を目撃しつつもなんとか現場に到着。
作業を速やかに完了する。

さて帰ろうかと思ったが、先程の道を通るのは避けた方が無難な気がする。
回避可能ならば、わざわざカオスに突入する必要も無いでしょう。
と言う事でちょいと遠回りをし高速入口に向かった。

pictureその道すがら。
前を走っている軽自動車の運転手は携帯で通話していた。
「キョロキョロしてるな〜」と注意して後ろを走っていると、
突然ブレーキを踏みウインカーを出さずに左折。
すると直後に「バギンッ!」と衝突音。
何故か曲がり切れずに壁に突っ込んでいた。

今夜は何かがおかしい。
歯車が噛み合っていない様な違和感を感じる。
ホラー映画で追い詰められた主人公のように、
早く夜が明けて欲しいと願った。



by J隊員

2008.7.4(金)晴れ
実用性重視な緊急時

ジャガー XK−Rのスペア交換

picture

早速パンクしているホイールを車体から外す。
GTスポーツをウリにするだけあってかなりの極太タイヤ、
その太さは上から見るとほぼ真四角に見えるほど。

代わりに取り付けるのは緊急用のスペアタイヤ
ホイールもアルミ合金製でなかなかの質感。

しかし幅のほうは元のタイヤの半分ほど
取り付けるとどうしてもタイヤハウス内はスカスカになる。

「カッコ悪いな〜」
と苦笑するお客さん
そう言われてちょっと離れて見てみると
確かにそこだけがアンバランスな感じ、
pictureでもこの光景、どこかで見たような・・・

・・・と、思っていたら帰り道で思い出した
それは雪道用のタイヤを装着したWRカー、
タイヤの接地面圧を稼ぐためにこれがとにかく細いのだ。

まあ実用性第一なので仕方無いんですが、
元のタイヤが太いほどアンバランスさも際立つんでしょうね。



by Y隊員

2008.7.3(木)曇り
適応力の仇

明治通りでBMW X5の開錠依頼。
ドアが壊れている為、ピッキングじゃない方法で開錠して欲しいとの事。

20分かからずに現場に到着し、御依頼主に壊れ方を確認する。
「運転席だけ外からドアが開けられないんですよ」との事。
もしや・・と思いカギは壊れてないのですか?と質問すると壊れてないかも・・との返答。

pictureなので最初に取り合えずピッキングをさせて頂く事に。
ピッキングであれば車にキズをつける可能性は無いですからね。
そして2分ほどでシリンダーが回り集中ロックが作動する。
最悪の状況も説明されていた為か、無事開錠してかなり安心された様子です。

そして慣れた手つきで別のドアから運転席のドアを開ける御依頼主。
「早く修理に出さなきゃとは思っているんですけどね・・」

確かに修理に出すわずらわしさを考えるとちょっとした手間も仕方ないと思い、
しまいにはその手間が普通になっていたりする。Y隊員にもその傾向がかなりある。
でもこういった状況やその他の状況を想像すると・・
やはりそんな傾向も車と一緒に直していった方がいいようですね。
自分も直します・・・



by A隊員

2008.7.2(水)晴れ
まぐろ亭と地どり焼ぴよ

外神田にてクラウンがインロックしたとの知らせ。
現着20分、クラウンの前で電話すると「まぐろ亭」から出てくるお客さん。

てっきり食事中かと思い速攻開錠。
すると近年マレに見るベタほめ状態となった。

「いやスゴイねぇ。見たかオイ!」とお客さん。
「ハンパないっす!」ともう一人の方が相づちする。
なんとお客さんは「まぐろ亭」の社長さんであった。

社長さん・・「いやねコイツと言い合ってたらトランク閉めちゃって・」
お弟子さん・・「オレのせいにしないで下さいよ!」
picture社長さん・・「最近の若者はすぐ弱音をはきたがる」
お弟子さん・・「時給300円でよく言うよ」

ほとんど冗談まじりの会話の中で一緒になって楽しむA隊員。
「今度食べにきなよ!」と温かい言葉を頂きお別れした。

秋葉原へお越しのさいはぜひお立ち寄りを。
「まぐろ亭」千代田区外神田2−1−16(03−5295−3338)
中おち丼500円〜

「地どり焼ぴよ」(まぐろ亭となり)
焼き鳥ではなく、とり肉を焼肉のようにして食べるお店。
もも肉600円〜



by H隊員

2008.7.1(火)晴れ
Mercedes SL500

野田市のオークション会場から、
ベンツSL500・下向きトランクの解錠依頼。
ディーラーさんからのご紹介でした。

オークション会場に到着してみると凄まじく大きな会場に驚いた。
どこら辺に該当車輌があるのかも全く見当が付かない。
客さんに連絡し誘導して頂くがなかなか辿り着けない。
車が多すぎて似たような風景すぎるのがその要因。

ちょっと時間がかかりましたが何とか合流。
そこは敷地全体が平地で遮蔽物の一切ない駐車場。
作業を始めるも、あちこちに反射し目を直撃する光に苦戦を強いられる。
目、目が痛い、日影が欲しい…と念じていると何故だか突然日陰になった。
何だかよく分からないがこれ幸いと一気に揃える。
解錠した手応えを感じたので日陰の元であろう方向を見ると、
そこには2m近くありそうな黒人の方が僕を覗き込んでいた。
目が合った瞬間「なにしてんの?」と流暢な日本語で話しかけられる。
「え〜と、鍵をトランクに閉じ込んでしまったので開けてます」
  「開く?」
「もう開きますよ」
  「ウっソ〜!」
「いえいえ、もう開いてますから」
  「マジで!?」
「マジです」
そしてシリンダーを回しトランクを開けた。
  「スッゲー!ちょっと待ってて帰らないでね♡」
そう言い残し何処かへ行ってしまった。
何だろう…?と疑問符で頭が一杯になる。

全ての手続きが終わったので辺りを見回してみると、
遥か彼方で手を振る先ほどの方を発見。
満面の笑みでこちらに走って来ている。そして
picture  「いや〜お待たせ、私こういう者です」と名刺を渡された。
そこには自動車修理・販売を行う株式会社の名前があった。
僕も名刺を渡し暫し話を聞かせていただいた。
内容は、
自社で扱っている車輌を整備中等にインロックをする事が稀にある。
外車や最近の日本車は開けるのに苦労する事が少なくない。
つい先日もBMWでとても苦労した。
御社がサクッと開けられるのならその時はお願いしたい。
と言う事でした。
こちらとしてもありがたい限りですので、
何かあった際には連絡下さいとお伝えし別れた。

最後に交わした握手。
物凄く大きく厚い手で僕の手が子供みたいでしたw



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